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Virginie Hivert 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Virginie Hivert と申します。欧州にある希少疾病患者のための組織、EURORDIS に勤務しています。私は治療開発ディレクターであるとともに、患者の権利擁護者でもあります。薬剤師としての教育を受け、研究者として働いた経歴もあります。 私たちは既存の機会、特に欧州医薬品庁のようにさまざまな利害関係者における、患者の関与を促進しています。また、プロジェクトの開発における異なる段階での患者の関与のための新たな機会を生み出すため、権利擁護も行っています。私たちは、患者はプロジェクトの開発のライフサイクル全体に関与すべきで、特に希少疾病分野でのプロジェクトの開発を計画している場合は、特に開発の初期段階での患者の意見が非常に重要であるとの見解を持っています。患者は、満たされていない医療ニーズの特定、自然史の研究のためにデータを収集するカギとなります。患者はまた、臨床試験の適切なアウトカムを定義すること、つまり製品開発にあたってどの評価項目を選択するかに関するカギとなります。そのため患者も、これらのプロセスにおいて […]

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HIV の活動に関する Luís Mendão 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Luís Mendão と申します。私はポルトガル人です。58 歳です。生化学者としての教育を受けましたが、それを仕事としたことはありません。長年バーテンダーでしたが、15 年間、ナイトクラブの経営もしました。ですが、非政府部門の政策に関わりました。ずいぶん前の話になりますが、1984 年に、SOMA と呼ばれる薬品政策改革に関する NGO の創設者の 1 人になりました。これは私が、HIV/AIDS に最初に感染したときのことです。私は、HIV に感染し、 AIDS を発症しています。[sic] HIV 感染のみの新しい患者ではありません。私は C 型肝炎にも重感染しました。C 型肝炎は治癒しましたが、肝臓は昨年も状態が非常に悪いままでした。私が HIV/AIDS に感染した 1984 年を振り返ってみると、ポルトガルではドラッグを注射する人々の間で HIV 感染が流行する最初の兆候がありました。当時、私たちは C...

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Matthew May 氏へのインタビュー

台本 Matthew May と申します。製薬業界の非営利団体である DIA に勤務しています。DIA は世界中の会員が加盟している団体で、会議やトレーニングを開催するとともに、医薬品開発のさまざまな領域でのグローバルな舞台で考え抜かれたリーダーシップの提供に積極的に取り組んでいます。バーゼルにある「ヨーロッパ、中東、アフリカ局」でプロジェクト マネージャーとして、EUPATI (革新的治療のための欧州患者アカデミー) 専任で、EUPATI プロジェクト内のあらゆるコンテンツ開発と教育教材関連の制作のコーディネーションを担当しています。18 ヶ月間の e-ラーニングと対面式での患者エキスパート トレーニング コース、およびウェブサイト上のツールボックスの両方に携わっています。ツールボックスは、現在 7 カ国語で提供されている (今後対応言語数はおそらく増えるでしょう)、統合されたワンストップの情報源で、一般の人々だけでなく患者の権利擁護者や代表者にも医薬品開発に関する情報を提供しています。 EUPATI での勤務を開始したのは 20 […]

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C 型肝炎の活動に関する Luís Mendão 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Luís Mendão と申します。私はポルトガル人で、58 歳です。AIDS を発症しています。最近まで C 型肝炎にも重感染していました。C 型肝炎は非常に進行した肝臓疾患です。私は治癒がかなわなった患者の 1 人であっただけでなく、ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法、ペグインターフェロンの単独療法、リバビリンおよびその他のいかなる薬剤による以前の治療にも耐えられませんでした。効果がなかっただけでなく、ペグインターフェロンによる治療に耐えられなかったのです。イタリア、フランス、スペイン、ポルトガルでは、HIV 感染者で C 型肝炎に重感染している患者の割合が非常に高かったのです。他の多くの国でもそうでしたが、私はこのように認識しています。2000 年代初頭には、AIDS による死亡は止まりましたが、非代償性肝硬変や肝臓がんなどにより病気が重症化したり、または命を落とすようになっていきました。AIDS 患者の死亡率は、肝臓疾患と主に C 型肝炎によるものが、AIDS 自体によるものよりもはるかに高くなりま […]

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Souzi Makri へのインタビュー

インタビュー記載 私の名前は Souzi Makri です。キプロスの出身です。私はエキスパート患者として、キプロスリウマチ学会と関わっています。私は学会理事委員を務め、リマソールという町にある学会事務所の責任者です。さらに…私は EMA のエキスパート患者リストに登録されていて、欧州にある 2 つの組織の議長を務めています。1 つは ENFA、線維筋痛症学会欧州ネットワークで、もう 1 つは Agora です。Agora は南欧諸国のリウマチ患者のためのプラットフォーム組織です。 私は、EULAR、欧州リウマチ学会の線維筋痛の治療ガイドラインを見直したグループに関与していました。最近になってプロトコルの見直しに関与しました。EMA から連絡があり、その見直しを手伝ったのです。 2008 年に関わるようになりましたが、この年に私は最初の疾患で、慢性疾患ですが、線維筋痛症と診断されました。現在は慢性疾患を抱える人の自己管理のトレーナーをしています。 患者の支援活動に資するためにどのような研修を受けましたか。 私が受けた最初の研修は、E […]

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Pauline Kitchiner 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Pauline Kitchiner です。ケンブリッジにある GSK の臨床試験ユニット (GSK’s Clinical Unit) に勤務しています。第 I 相試験や第 II 相試験実施のために作られた臨床試験ユニットです。実験医学に特に重点を置いています。私は、患者や健康なボランティアを治験に募集する担当チームを管理しています。 1 年ほど前にスタートしましたが、会社の大半が同意したように、情報シートまた同意説明文書が患者にまったくわかりやすくありません。冗長で、使用されている表現、用語が患者には容易に理解できないものなので、変えたいと思いました。1 年前 GSK の「患者さん中心」のグループに連絡を取り、支援を依頼しました。目的は、患者や健康なボランティア グループを作ってもらい、実際に当社の患者情報シートを見てもらい、改善できる箇所について提案してもらうためです。よりシンプルに、表現をよりわかりやすくしてもらいます。それが最初に始めた方法です。 Kay Warner 氏に連絡を取りました。彼女は […]

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Nancy Hamilton 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Nancy Hamilton と申します。現在、私は、希少疾病患者のためのヨーロッパ組織、EURORDIS のトレーニング マネージャーです。 私たちが「EURORDIS サマー スクール」と呼ぶものを組織しています。サマー スクールでは、毎年、40 名の患者を対象にトレーニングを行っています。そして、私はこのトレーニング プログラムに参加する患者の募集に携わっています。このプログラムはオンラインと対面式のトレーニングを組み合わせた混合形式のプログラムです。私は、申請プロセス、患者の選定、コース委員会と共同でのプログラムの開発、年 1 回開催される EURORDIS サマー スクールへの受講者のバルセロナへの引率に関わっています。そして、EUPATI を介して、この EUPATI プロジェクトの受講生向けトレーニング プログラムの開発にも関わっています。プログラムの編成にも関わっており、EUPATI のコース委員会の委員です。 このように、私のバックグラウンドは医療社会学分野です。以前、EURORDIS に勤務する […]

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知識が増えれば患者により多くのメリットがもたらされます!

多発性硬化症と診断され、その後 …. 2005 年に診断を受けるまで、私は多発性硬化症についてよく知りませんでした。全く知識がなかったのです。自分が病気でない場合、疾患について考えることはないでしょう。人生は素晴らしい、というのが私の考えでした。多発性硬化症が出現するまでは。 私の疑問は単純でしたが、答えるのが難しいものでした:私は情報を必要としました。何故、私が多発性硬化症に罹患したのでしょうか?何が起きるのでしょう?私は死ぬのでしょうか?車イスが必要になるのでしょうか?私にとってどんな治療法が正しいのでしょうか?何か他に私ができるでしょうか?私の多発性硬化症の原因は何でしょうか? 私は塞ぎこみ、フラストレーションがたまりました。無知で知識不足だったからです。私の家族のように、私が答えられないような質問をしてくる人たちもいました。私は病院で多くの質問をしました。医師は私に情報を与えてくれましたが、実際に起きていたことを理解するには十分ではありませんでした。私が理解できた唯一のことは、事態が深刻だということでした。私は、再 […]

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患者の関与 – 乳癌の試験デザインへの患者による意見提供

はじめに 患者に関連するデータ生成と現在の規制ニーズへの準拠での成功の確率を高めることを目的とした、概念実証の試験デザインへの第 II 相の患者関与に関するケース報告です。 プロセス内のどこにあたるか– 第 II 相  いつ発生するか– 第 II 相 ケースの説明 乳癌は Merck Sharp & Dohme (MSD) の新しい疾患分野です。EUPATI では、患者関連データの生成に関する成功の確率を高めながら、現在の規制ニーズにも準拠することを目的に、第 II 相 (概念実証) の試験デザインの草稿について患者の意見を求めました。対面のフォーカス グループを 2 つ作成しました。1 つ目は、その日都合のつく女性を選択した、比較的「実用的な」グループでした。2...

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業界主導型医薬品研究開発における患者の関与に関するガイダンス

医薬品研究および開発プロセス全体での患者の関与のための包括的原則 欧州患者アカデミー (EUPATI) は、患者団体、大学、非営利団体、製薬会社のパートナーの33 の団体からなる全欧州革新的医薬品イニシアティブ (IMI) プロジェクトです。EUPATI 全体で、「患者」という用語は、あらゆる疾患にあるすべての年齢層のグループを意味します。EUPATI は、疾患固有の問題または治療ではなく、一般的に医薬品の開発のプロセスに焦点を当てています。適応症に関する情報や、年齢固有のまたは特定の医学的介入については、医療従事者や患者団体が扱うべき分野であり、EUPATI の活動範囲には含まれません。詳細については eupati.eu/ をご覧ください。 医薬品の開発と評価に関与している専門家の大部分は、民間部門および公的部門に所属する科学者です。特定の疾患を伴って生活することがどのようなものあるか、ケアがどのように行われ、医薬品が日々どのように使用されているかを理解するために、患者の知識と経験を引き出す必要性はますます高まっています。これらの情 […]

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