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患者さんに積極的に話を聞くことにより、前進します

患者さんの参画における私の旅 私が産業界に移ったとき、人々が自分で決めたように健康を改善するための試みにおいて私が役割を果たすための使命は、以前の学界や臨床的実践におけるそれと同じものでした。私の産業界での役割において、医薬品の開発過程で重要な点に関し患者代表に積極的に話を聞くことで、患者さんやコミュニティにとってどのような結果が最も意味があるかを理解するのに役立ち、自分の仕事をより効果的に進めるのに有効であると考えるようになりました。 患者さんの積極的行動、薬事規制や科学技術の発展などと並行して変化している環境下でこれを実施するには、すべての関心を持っているグループ間での集約的議論が必要になります。また、確実に文化に敬意を払い法律や規則を順守するためには、働いている地域性の相違に敏感になる必要もあります。私は、患者さんに影響を及ぼすような決定を下す前に、患者さん (診断を受けた人、誰かに世話をしてもらう人、家族または親しいコミュニティのメンバー) の経験や好みを考慮し科学が教えてくれることと融合するべきであると信じています。 私が産 […]

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患者の関与 – ユーザー調査の使用

はじめに 製薬会社 Novo-Nordisk は、患者の理解を深め、ユーザーのニーズを満たす製品を開発するために、患者に対するユーザー調査を行っています。 プロセス内のどこにあたるか– 第 I 相  いつ発生するか– 第 I 相 ケースの説明 Novo Nordisk Device R&D では、患者に対するユーザー調査を行っています。ユーザー調査の目的は、ユーザーのニーズにあった商品を開発するために、ユーザーの理解を深めることです。より具体的には、Device R& D でのユーザー調査は、以下の目的で実行されます。 ユーザーのニーズを理解する、または理解を深める。 製品やサービスの概念に関するフィードバックを得る。 機器や梱包材の使いやすさを評価する。 ユーザー調査は特定のプロジェクトのニーズに合わせて設計され、手法もこれに応じて決定されます。 私たちは専門的な研究者で構成される部門によって、機器の初期開発で使用されるユーザー調査の品質とコンプライアンスを確保しています。 関与する患者 (権利擁護者) の...

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Pauline Kitchiner 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Pauline Kitchiner です。ケンブリッジにある GSK の臨床試験ユニット (GSK’s Clinical Unit) に勤務しています。第 I 相試験や第 II 相試験実施のために作られた臨床試験ユニットです。実験医学に特に重点を置いています。私は、患者や健康なボランティアを治験に募集する担当チームを管理しています。 1 年ほど前にスタートしましたが、会社の大半が同意したように、情報シートまた同意説明文書が患者にまったくわかりやすくありません。冗長で、使用されている表現、用語が患者には容易に理解できないものなので、変えたいと思いました。1 年前 GSK の「患者さん中心」のグループに連絡を取り、支援を依頼しました。目的は、患者や健康なボランティア グループを作ってもらい、実際に当社の患者情報シートを見てもらい、改善できる箇所について提案してもらうためです。よりシンプルに、表現をよりわかりやすくしてもらいます。それが最初に始めた方法です。 Kay Warner 氏に連絡を取りました。彼女は […]

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患者の関与 – 臨床試験デザイン

はじめに 患者および患者組織を通じて、クッシング病の臨床試験デザインに意見を提供した患者関与の例です。協議は Novartis および各チーム (アメリカ、カナダ、ブラジル) の看護師、クッシング病患者 (アメリカ)、そして介護者および患者組織の代表者の間で行われました。 ケースの説明 このケースの目的は以下の通りでした。 原案の各部に対する患者、介護者、擁護者、クッシング病臨床試験開発に関する研究調査コーディネーターからの具体的なフィードバックの取得 クッシング病試験の発生プロセスに将来影響を及ぼす可能性のある患者と研究団体による、懸念となりそうな分野の特定 クッシング病患者に対し、関連ツールや教材を使って Novartis が新製品開発を支援する方法を特定 関与する患者 (権利擁護者) のタイプ 個人的な疾患を持つ患者 病気に関する優れた専門知識を持つが、R&D 経験がほとんどないエキスパート患者または患者活動家団体 病気に関する優れた専門知識があり、優れた R&D 経験があるエキスパート患者または患者活動家団体 […]

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Claas Röhl 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Claas Röhl と申します。オーストリアのウイーン出身です。2 年半前に NF Kinder という患者団体を創設し、神経線維腫症という遺伝性希少疾病のある人々のために活動しています。医療、よりよい医療へのアクセス改善の役に立てるように努めています。研究プロジェクトを開始して患者と連絡を取り、心理社会的な活動も支援するようにしています。 オーストリア向けの情報入手に努めているのは、医師の情報が不足しているからです。私たちは国際会議に行きます。ウィーン大学クリニックの医師たちが同行します。私なしではそこへは行かなかったでしょう。私がその…申し出のあった旅費の助成金も払いました。医師たちが最新の情報にアクセスできるようにし、その専門知識を祖国に持ち帰り、患者を適切に治療できるようにです。若い治験責任医師や医師、心理学者に奨学金を提供します。この疾患について意識を向上させ、若い才能を集中してもらいたいのです。なぜなら専門家の間で、もちろん患者の間でも情報不足が起きているからです。 患者の支援活動に資するためにどのよう […]

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Souzi Makri へのインタビュー

インタビュー記載 私の名前は Souzi Makri です。キプロスの出身です。私はエキスパート患者として、キプロスリウマチ学会と関わっています。私は学会理事委員を務め、リマソールという町にある学会事務所の責任者です。さらに…私は EMA のエキスパート患者リストに登録されていて、欧州にある 2 つの組織の議長を務めています。1 つは ENFA、線維筋痛症学会欧州ネットワークで、もう 1 つは Agora です。Agora は南欧諸国のリウマチ患者のためのプラットフォーム組織です。 私は、EULAR、欧州リウマチ学会の線維筋痛の治療ガイドラインを見直したグループに関与していました。最近になってプロトコルの見直しに関与しました。EMA から連絡があり、その見直しを手伝ったのです。 2008 年に関わるようになりましたが、この年に私は最初の疾患で、慢性疾患ですが、線維筋痛症と診断されました。現在は慢性疾患を抱える人の自己管理のトレーナーをしています。 患者の支援活動に資するためにどのような研修を受けましたか。 私が受けた最初の研修は、E […]

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患者の関与 – 出資者と参加者の間

はじめに 臨床試験の出資者と参加者との間の接点となっている患者自身の体験例です。どちらもまれな疾患の例で、EURORDIS と HIV / AIDS Act Up、Traitements & Recherche Thérapeutique (TRT-5) および European AIDS Treatment group (EATG) で行われています。 ケースの説明 デザイン、実施、DSMB、結果分析、コミュニケーションの段階で患者活動家団体が個人的に関与した臨床試験数は約 77 件です。この中には、患者が数百人から数千人の試験があります。 手法: TRT-5:エイズ/HIV (日和見疾患を含む)、ウィルス性肝炎、その他のウィルス性疾患における臨床試験のプロトコルはすべて、倫理委員会への提出、そして臨床試験中の進捗状況審査それぞれの前に患者の活動家団体と議論する必要があるとする各国のエイズ調査機関 (ANRS) によって SOP...

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Dániel Végh 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Dániel Végh と申します。ハンガリー出身で、ハンガリーだけでなく、欧州そして世界の糖尿病患者の代表としてここにいます。私の役割は、他の糖尿病患者に役立ちそうなこの EUPATI トレーニング プログラムの情報を集めることです。また患者の日常生活に役立つどのような選択肢や機会が存在し、参加できるかについて彼らに教えるのを助けたいと思います。つまり、患者代表の私たちは先駆者として活動しています。情報、協力関係、教育的な要素の発見に努めています。そして、それらの情報を国に持ち帰り、同僚、患者の同僚、糖尿病の他の患者、それから医師と一般の人々と共有します。 私は 7 年前に糖尿病と診断されました。大学生の時でした。試験で忙しく、いろいろと本当に複雑でした。試験期間だったこともありそれが通常でした。何年も注射をし、血糖値を測定した後、私は他の患者と出会い、普段の生活の中で糖尿病にどう対処しているか、彼らの話を聞くことに非常に興味がわいてきました。どうやって、どの集まりに参加できるか、ハンガリーで活動しているコミュニ […]

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Tamás Bereczky 氏へのインタビュー

インタビュー記載 Tamás Bereczky と申します。ハンガリーのブダペストから来ました。私は EUPATI に、患者代表または European AIDS Treatment Group という患者団体の代表として関わっています。 患者の関与は治験の科学を学ぶだけではなく、この知識を適切な方法で使用するための正しいツール、つまり政策、政治的関与を手に入れることでもあります。 私は、長年、患者の権利擁護者および HIV のピア エデュケーターをしています。 世界のほとんどの場所、科学、政治、意思決定者、意思決定機関において HIV とともに生きる人々が大規模で強力な組織と、非常に力強い代表を持つレベルに至るまでには、大変な闘いがありました。しかし、他の疾患領域ではそうではありません。これが真の責任であると思います。私たちは、この責任とこのタスクに応えていかなければなりません。 重要なことは、彼らの抱える疾患について教育し、彼ら自身の健康についてもっと知ってもらうことです。そうすれば、私たちはより意識の高い市民となり、より強固な […]

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患者の関与 – 超希少疾病

はじめに 治験のデータが強固で、規制上の要件と支払者の要件を満たすことを保証するための適切な手段を講じることを目的にした、Genzyme、International Pompe Association (IPA) (英国・オランダ・米国のポンぺ患者会)、Erasmus Medical Center、および Duke University による協力関係です。 ケースの説明 ポンペ病は、リソソーム酵素の欠乏を原因とするまれな遺伝性神経筋疾患です。GAA 酵素が <1% 未満の乳児は乳児発症 (IO) の形態を示し、通常生後 1 年以内に死亡しますが、ある程度 GAA の残留活性を有する患者は、乳児期から後期成人期まで、神経筋脱力や歩行および呼吸器系の問題を呈する場合があります。1990 年代にポンぺ病のノックアウト マウスを用いて Erasmus Medical Centre (EMC) と...

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