HTA プロセスへの患者の参画の程度

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台本

[To what extent have you or your organisation been involved in HTA processes?]

Jan Geissler – 革新的治療のための欧州患者アカデミー (European Patients’ Academy on Therapeutic Innovation (EUPATI))、患者の権利擁護者およびプロジェクト ディレクター

私は HTA にさまざまなレベルで参画しています。

まず、欧州および国レベルの両方で患者さんのアドボケートを務めています。数年前、HTA への患者の参画について議論が始まったとき、私は、欧州レベルに広げ、患者さんなどのステークホルダーが実際にプロセスに貢献できる枠組みが欧州に作られることを目指しました。

国レベルでの患者アドボケートとしての参画については、ドイツで評価可能な特定の医薬品に関する見解を提供するという点で、評価活動への参加によって貢献しています。

ドイツでの HTA への参加の影響については、新しいプロセスであるため、現時点では未知な点が多いと言えます。非常に短期間のみで価値の評価を必要とする新しい医薬品法がなかったためでもあります。

私自身、2 つの医薬品の価値評価について組織の視点に関する見解を組織を代表して執筆することにより、2 件の評価に参画しました。

Mary Baker – 欧州脳委員会 (European Brain Council) 直前会長、欧州パーキンソン病協会 (European Parkinson’s Disease) 後援者。

英国のパーキンソン病協会の会長であったときに私が最初にしたことはSir Michael Rawlins に話を伺うことでした。

彼のことを障壁ではなく、新しい薬事規制手順に患者さんの声を取り込ませる取り組みの過程の一環として捉えられるように、何が正確に取り込まれているかについて彼から話を聞きたいと考えました。

Eibhlin Mulroe – Irish Platform for Patients Organisations (IPPOSI)、CEO

アイルランドの国立薬剤経済学センター (National Centre for Pharmacoeconomics) は、ほとんどの HTA と薬剤や医療用製品の評価を行っています。昨年、同センターは特に IPPOSI と連絡を取り始め、医療用製品が承認されない場合や、患者団体からさらなる情報が必要な場合のために患者さん代表者と IPPOSI との関係を取り持ちました。

アイルランドでは、さらに一歩先を進み、HTA が NCPE によって実施されるとき、患者さんの参画が最初からあるという形のプロセスにしたいと考えています。これは挑戦的な新しい試みかもしれません。でもそれは皆のための挑戦です。アイルランド、ヨーロッパ、そして世界中の患者団体が参画するための挑戦です。

HTAi (Health Technology Assessment International (国際医療技術評価)) と呼ばれるグループには、患者さんの HTA への参画に特化して取り組む部門があります。私たちはこのグループと協力して他国の状況や彼らが患者さんを取り込む上でどのような活動を行っているかについて調べています。

注目すべき点は米国内での変化です。患者さんが医薬品の開発に参画するという点で変化がすでに起きていることです。HTA 内のみや臨床試験の実施計画段階のみの参画ではありません。FDA は実際に患者組織と連絡を取り、患者さんの転帰について考えるよう尋ねています。これはプロセスが開始される前、さらには医薬品の開発が始まる前のことです。これを欧州や米国全体で実現させるには、この変化が実際に何を意味するかについて患者代表にトレーニングを提供する必要があると思います。

多くの人々がそのための準備ができており、学ぶ必要がある多くの人々がいると考えます。その時こそ EUPATI の本当の出番になります。

Jan Geissler、Mary Baker、Eibhlin Munroe は、HTA プロセスに参画しながら彼ら自身と彼らの組織の経験を共有しています。 

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