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患者の関与 – 乾癬

はじめに

乾癬が患者の生活、患者自身の見解、および将来の臨床試験の評価項目に与える影響を理解することを目的とした、患者、乾癬協会の代表者、および GSKの「患者さん中心」部門との共同作業です。

ケースの説明

乾癬の局所治療の開発に取り組んでいる Biopharm Discovery Medicine (生物製剤開発医学) チームと、Commercial Strategy (商業戦略) チームは、次の目的で一連の 7 つの対面患者インタビューを主催しました。

  • 乾癬が患者の生活に与える影響についての理解を深める。
  • 機器デザインのコンセプトに対する患者の見解。
  • 将来の臨床試験の評価項目。

この一連のインタビューは、2012 年 12 月から 2013 年 1 月まで、GSK Stevenage 医薬品研究センターで GSK の医師によって実施されました。議論されたトピックは、診断、乾癬を抱えて生きること、治療方法、既存の治療法の問題点、考えうる機器技術と投薬技術でした。各インタビューはビデオ録画し、それぞれの主催チームのメンバー 1 人が立ち合いました。

この洞察は、新しい機器のコンセプトが本当に患者に受け入れられることを確認するために、この機器の開発をさらに進める前の研究・発見フェーズの早い段階で必要とされました。

関与する患者 (権利擁護者) のタイプ

  • 個人的な疾患を持つ患者
  • 病気に関する優れた専門知識を持つが、研究開発 (R&D) 経験がほとんどないエキスパート患者/患者の権利擁護者。
  • 病気に関する優れた専門知識があり、優れた研究開発 (R&D) 経験があるエキスパート患者/患者の権利擁護者。

患者が関与するベネフィット

患者の視点から乾癬を理解することは、プログラム チームと戦略の推進に影響を与えました。日々の生活に対する疾患の影響を聞くことで、乾癬のための新薬を開発するチームの意欲は大いに刺激されました。

この活動からは乾癬に関する多くの重要な見解が引き出され、患者からは私たちが説明した新しい治療のアイデアについて多くの実際的な質問を受けました。これはインタビューから得られた最も有用な結果の 1 つでした。こうした質問はまさに、私たちの臨床試験中に答える必要があるものです。

私たちは今、そのような機器がどの患者に最も適しているかを理解しています。機器に関するフィードバックもデザインに影響を与えており、新しいプロトタイプが現在評価されています。

課題と障壁

疾患の特性と、疾患が個人の自信に与える影響を考えると、一番の課題は、自ら進んで自分の経験について話そうとする患者を特定することでした。この活動中に、この疾患を抱える多くの患者が人目につかないようにしていることを知りました。そこで、これを認めて、このセッションの期間を延長し、患者の特定により多くの時間をかけられるようにしました。意図したサンプルは患者 8 〜 10 名でした。特定の選択基準は適用しませんでした。

さまざまなチャネルを介して患者を特定するためのアウトリーチ中に、その方針に反するとして、業界と協働することを望まない患者団体に遭遇しました。

私たちがインタビューした患者は、関与できたことをうれしく思うと述べ、将来また協力すると申し出ました。

学んだこと

アウトリーチと患者の特定のためにより多くの時間をかけられるようにすること。

患者と患者団体が業界と協働できる機会と、これがすべての利害関係者にもたらすことができるメリットを、より強く広範に強調すること。

関与した患者は、自分の洞察が GSK にどのような情報をもたらしたのかを知りたがっていました。調査結果の高レベルの概要を礼状とともに各患者に送付しました。

A3-Psoriasis-V1.0

添付文書